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マルチカラーデザインの組み立て方<第1回>

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きっちりブリーチを施せば、髪色表現の自由度は飛躍的に上がる。本企画では、高彩度のカラー剤を使いこなした「マルチカラー」の設計法を深堀り。
第1回は、デザイン設計に必要な視点や考え方を紹介する。
 

担当 DADA CuBiC

 

ヘアモード社刊『ブリーチ+オンカラー攻略本』(2022年7月25日発行)掲載

デザイン設計の切り口

感性に任せて自由に色を……も楽しいが、まずはマルチカラーを1つのスタイルとしとして成立させる上で効果的な、色の「対比効果」を紹介。
これがデザイン設計の切り口になる。

5つの対比効果

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1. 色相対比

はっきりとした色(原色)をランダムに配置する方法。対比する色同士をバランスよく、どれだけランダムにできるかがポイント。カラーデザインにリズム感が生まれる。

出典:DADA CuBiC著(2017)『見るだけで学べるテクニックブックシリーズ ヘアカラー編 ヘアカラーの見え方見せ方組み立て方』ヘアモード社

色の相性・組み合わせ方を知ろう

続いては、さまざまな色を組み合わせた際に生じる効果と、複数の色をヘアスタイルに落とし込む上で重要なポイントを紹介。色とカットベース双方の基本を知ることが、マルチカラー提案においても重要となる。

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色と色のコントラスト

複数の色をデザインする上で欠かせないのが、補色と近似色の関係。
これを活用することで、カラーデザインで幅広いイメージをつくることができる。

コントラストの高低(強弱)

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コントラスト低=近似色

色相環上で近い位置にある色を組み合わせると、暖色系では甘さ、寒色系では透明感のある雰囲気に。自然な陰影や立体感などが得られ、統一感を出すことが可能。
ただし配分を誤ると、ポイントに乏しい、ぼんやりとしたデザインになってしまうことも。

ヘアスタイルの「表層」を理解する

当然のことながら、ヘアスタイルは髪の重なりによってさまざまな形、動き、質感などが表現されている。カラーデザインの設計は、そうした髪の重なりを理解し、表層、つまりどこの髪が表面に見えているのかを把握した上で組み立てることが大切。

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グラか、レイヤーか、刈り上げっぽく短くカットしたかによって、「表層」を形成するセクションは変わる。仕上がりの毛流れや動きを踏まえ、色の見え方、見せ方を組み立てよう。

表層を踏まえた塗り分け

ヘアスタイルの表層をつくるセクションを捉える上で重要なのが、トップゾーンの長さ設定。
仕上がり時のパートの有無、毛流れの付け方などによって表層の構成が大きく変わるので、トップへのカラーリングには細心の注意が必要。

施術設計のポイント

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トップの広がり方に注意

ヘアスタイルの表面になるトップは、「髪の広がり方」に注意。生えグセはもちろん、仕上がりのデザインの見据えたセクショニングが大切。

マルチカラーデザイン 第1回のまとめ

マルチカラーデザインの設計で大切なのは、色の相性を知ること。そして髪の重なり方で変化する髪色の見え方を読み解くこと。この2点をしっかり理解しておけば、ミニマムなアプローチでデザイン性を高めてくれる、マルチカラーデザインの「設計」を考えやすくなるはずです。

次回・後編は、前編で学んだ内容を踏まえた実践編。段差構成が全く異なる3つのスタイルを、多色使いで彩る、具体的なカラーリングのテクニックを紹介します。(編集部)

 

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